営業時間:24時間参拝可能(絵馬館・ガラスの部屋のみ午前10時~午後4時)
定休日:なし(絵馬館・ガラスの部屋のみ月曜日)
料金:無料(絵馬館・ガラスの部屋は¥500)
交通アクセス1:阪急電鉄 京都線「河原町駅」徒歩15分
交通アクセス2:京阪電鉄 京阪本線「祇園四条駅」徒歩15分
交通アクセス3:京都市営バス「東山安井」徒歩1分
HP:http://www.yasui-konpiragu.or.jp/
たまたま通りがかった場所にあった「安井金比羅宮」を訪れました。ここは、悪縁を断ち切って、良縁を結んでくれる場所だそうです。 「安井金比羅宮」は、「天智天皇」が在籍している際に、「藤原鎌足」が一堂を創建し、紫色の藤を植え藤寺と号して、家門の隆昌と子孫の長久を祈った事に始まるようです。そして「崇徳天皇」は、特にこの藤を好まれたそうで、久安2年(1146年)に堂塔を修繕して、寵妃である「烏丸殿」を住まわせたそうです。その後、「崇徳上皇」が「保元の乱」に敗れ、讃岐で崩じられた時に「烏丸殿」は観音堂に「崇徳上皇」より賜った自筆のご尊影を祀られました。それから、治承元年(1177年)に「大円法師」が、御堂に参拝された際に、「崇徳上皇」の霊が姿を現し、かつての盛況さを示されたようです。「大円法師」は、このことを直ちに「後白河天皇」に伝え、その後建治年間(1275年~1277年)に建立された、「光明院観勝寺」が「安井金比羅宮」の起こりと言われています。「光明院観勝寺」は、「応仁の乱」の戦火により、荒廃してしまいました。しかし、元禄8年(1695年)に太秦安井(京都市右京区)にあった「蓮華光院」が、現在の「安井金比羅宮」のある場所に移動した際に、鎮守として「金刀比羅宮」より招いた「崇徳天皇」に加えて、と「源頼政」を祀ったことから、名前が広がっていきました。明治維新の後、院を廃して「安井神社」と改称し、「第二次世界大戦」の後に「安井金比羅宮」となり、現在に至っているそうです。
最後にこちらが入り口の写真となります。
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